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精神科と心療内科
精神障害者については、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律で、
「統合失調症や精神作用物質による急性中毒またはその依存症、知的障害、精神病質その他の精神疾患を有する者」と定義づけられていますが、この精神障害者の診療を専門に行う診療科目が精神科です。
ストレスの多い現在社会では精神障害を患う人も増えているようで、精神科の果たす役割は非常に大きいと言えます。
精神科と似ている診療科目に心療内科がありますが、こちらはストレスなど精神的な原因により肉体的病状が現れたり、体調不良等肉体的要因で精神症状が現れたりした患者を対象とする診療科目で精神科とは対象としている患者が若干異なります。
三河病院では精神科と心療内科を併設しています。
精神科看護師の役割
身体的な治療を主なものとする内科や外科に対し、精神科では、うつ病や認知症、統合失調症などに悩む患者の心を支えることが最も重要な仕事となります。
もちろん、精神科でも他の診療科目と同様に診察医の介助や患者の観察、検査業務、医療処置なども行いますし、患者指導や家族への説明、指導も大事な役割です。
精神科で働く看護師の業務内容としては、薬物療法に使われる薬の管理があり、それには静脈注射や筋肉注射なども含まれます。精神疾患状態のために自分で身の回りのことをすることが難しい患者に対し、入浴介助や髭剃り・整髪などセルフケアの援助も行います。
精神症状が悪化すると、意識障害を起こす場合もあるため、バイタルチェックをはじめとした身体管理も必要です。また精神病患者は糖尿病や心臓疾患などの合併症を発症する割合が高いとも言われています。患者の状態を常に見守り、ちょっとした変化にもいち早く気づくこと、その言動が何を表したものなのかをしっかりと見極めることなどが、精神科看護師には求められます。精神患者によっては体調を崩していてもうまく表現できない、逆にかなりオーバーに伝える人もいますのでその見極めをして適切なケアをすることが必要となります。その為にも看護師としての知識・技術・経験が必要不可欠となります。
精神科で働く看護師に必要な精神力
ストレス社会において、精神医療の重要性・需要は急速に高まっていますが、精神科で働く看護師自身も多くのストレスを抱えています。病状の重さによっては、患者が突如として暴れ出すことや、暴言を浴びせるといった状況に陥ることもあるため、その対応についての悩みは大きいものです。
また、精神科では、長期療養となることが多いため、患者の変化が見えにくいという面があり、やりがいを見出せないと感じる場合もあるようです。緊急性の少なさから、看護師としてのスキルアップに不安を覚える人もいます。
患者の心と向き合う精神科勤務では、多くの葛藤を余儀なくされます。他の診療科目に比べ体力的には楽だとする見方もありますが、精神的にはかなりの労働力が求められる仕事です。感情をコントロールし、自分自身と向き合える心の強さが必要とされる職場といえます。
募集要項
雇用形態 | 正職員 |
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職 種 | 看護師 |
給 与 | 応相談 |
勤務時間 |
日勤 8:30~17:30 早番 7:30~16:30 遅番 10:00~19:00 夜勤 16:30~9:30 |
採用担当 | 代表番号 : 0564-51-1778 担当者:杉浦 |
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